diabetesian’s blog

糖尿病専門医、草加市、内科

2020-01-01から1年間の記事一覧

2020年のお礼

新型コロナウイルス感染症に翻弄され続けた激動の2020年も本日をもって終わりとなります。 思い返せば、年初に中国での新規感染症のニュースが流れ、ダイアモンドプリンセス号で対岸の火事ではない一大事であると認識したのが2月頃、それから緊急事態宣言へ…

12月24日時点でインフルエンザワクチン在庫があります。

当初、不足ばかりを心配していた今年のインフルエンザワクチンですが(実際に途中まではそうでした)、12月10日分に入荷され、現時点でまだ接種可能な状況です。ご希望の方は、早めのご予約よろしくお願い致します。 価格:3500円(税込 3850円)

月曜日、火曜日午前 2診体制のお知らせ

令和3年1月から、毎週月曜日・火曜日午前に、内科、糖尿病専門医の廿楽 麗香(つづら れいか)先生が入職され、院長との2診体制になります。待ち時間短縮、待ち合い室の混雑対策のためにもより早く診察が可能な医師がお呼びする方針とします。丁寧かつ親し…

インフルエンザワクチン入荷しました

インフルエンザワクチンの状況ですが、12月10日に入荷され現時点で十分に接種可能な状況です。ご希望の方はお早めに電話にて予約をお願い致します。価格は、3500円(税込3850円)となります

10月後半からの2診体制のお知らせ

10月22日から、毎週木曜日午前、11月からは毎週木曜日午前、土曜日に内科、糖尿病専門医の富樫倫子先生が入職され、院長との2診体制になります。 つきましては、待ち時間短縮、待ち合い室の混雑対策のためにもより早く診察が可能な医師がお呼びする方針とし…

循環器内科専門外来のお知らせ

毎週金曜日午前に、循環器専門医による循環器内科専門外来を行っております。 循環器専門医の診察をご希望の方は、ご利用ください。 (その他の、診療日においても心電図、心臓、頸動脈超音波検査、ホルター心電図、血管年齢などの検査は可能です。) ※ 金曜…

今年のインフルエンザ予防接種についての当院での方針について

今年は、新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行に備えて、なるべくインフルエンザワクチンだけは早めに打っておこうという風潮があり、例年より多くの方が接種することが予想されます。 昨年の当院でインフルエンザワクチンを接種された方がおおよそ…

学会もオールweb開催(糖尿病学の進歩)

この度、第54回糖尿病学の進歩が、全てweb開催となりました。本来今年3月に石川県金沢市での開催予定だったのですが、9月に延期され、最終的に現地開催を断念し全てをwebに切り替える事となりました。 当然残念な面も多々あるのですが、実はこれが想像以上…

10月からゾルトファイの処方制限解除

インスリンとGLP-1受容体作動薬の配合注射剤であるゾルトファイが2020年10月から処方制限解除となります(日数制限無く普通に処方可能となります)。 ゾルトファイは、持効型インスリンであるインスリンデグルデク(商品名トレシーバ)とGLP−1受容体作…

Free Styleリブレproのご紹介

FreeStyle リブレpro (画像はアボット社HP より) FreeStyleリブレ(主に1型糖尿病患者で月1回通院中の患者さんが使用中) インスリンやGLP-1受容体阻害薬(トルリシティやビクトーザ)などの注射薬を使用している患者さんは、1日1、2回の指先穿刺の自己血糖…

血糖値が良くならない時に考えるべきこと

糖尿病患者さんが良好な血糖コントロールを保つのはそれほど簡単なことではありません。糖尿病の外来を受診して血糖コントロールが悪化すると、主治医から「食事や運動をもっと気をつけなさい」と言われる患者さんが多いと思います。 もちろん、ストレスで食…

甲状腺が腫れていると言われたら

健診や人間ドックで、甲状腺の腫れを指摘される方がいらっしゃると思います。 その際、どういったことを心配すればいいのかおおまかにお伝えします。 ① まず本当に腫れているのか、腫れているのは甲状腺なのか確かめてみましょう。触診で甲状腺が本当に腫れ…

FreeStyleリブレが2型糖尿病患者でも使いやすくなりました

2020年4月の診療報酬改定で、下記の点数が親設されました。 間歇スキャン式持続血糖測定器によるもの 1250点(新設) 対象は、2型糖尿病患者で強化インスリン療法施行中、もしくは強化インスリン療法施行後に混合型インスリン製剤を1日2回以上行っている…

7月21日午後の診察時間変更のお知らせ

7月21日午後の診察開始時間が15時30分から(通常14時30分から)となります。御不便をおかけしますが、宜しくお願い致します。

糖尿病の治療中断に注意

新型コロナウイルス問題をきっかけに糖尿病治療を中断されている方もたくさんいらっしゃると思いますので、糖尿病の治療中断の記事を書きます。 実際、6月になってから2月頃の受診を最後に当院へ転院されてくる患者さんが増えています。 上の表は、平成24年…

「なんとなく体がダルい」原因は

緊急事態宣言が解除された辺りから、「なんとなくダルい」という症状の患者さんが増えてきました。おそらくは、長引く自粛生活によるストレス、運動不足によるものが多いと思われます。ある意味、それぞれの感じ方でもあり、どんな病気でもダルさはでる可能…

草加市特定健診・後期健診始まります。

2020年6月1日から特定健診、後期高齢者健診が始まります。受診を希望される方は、事前に予約をお願い致します。

動脈硬化検査について(頸動脈エコー)

糖尿病、高血圧、脂質異常、尿酸などの生活習慣病は自覚症状には乏しいですが、サイレントキラーとも呼ばれ、放置しておくと動脈硬化が進行し心筋梗塞、脳梗塞など重大な血管病を引き起こします。 動脈硬化を客観的に検査する検査としては頸動脈エコー、CAVI…

混雑状況について

当院は、予約優先性となっており、可能な限り来院前にお電話、もしくはネット予約をお願いしており、来院患者数が時間によって偏らず平準化するように努力しています。 しかし、どうしても患者さんが集中しやすい時間帯がありますので、当日受診される方など…

当院の新型コロナウイルス感染対策についてのまとめ(最新版)

当院で行っている新型コロナウイルス感染対策についてまとめましたので、心配な方は事前に御確認頂ければと思います。今後も、状況に応じて必要な対策を随時行って参ります。これらの対策により当院院内における感染リスクは非常に低いものと考えております…

4月29日(水)〜5月6日(水)休診のお知らせ

4月29日(水)から5月6日(水)までを休診とさせて頂きます。5月7日(木)から通常診療となります。全国において通常のGWとは違う様相となっていますが、皆様におかれましても感染に気をつけ、ストレスを溜め込み過ぎず健康維持にご留意いただきますようお…

電話による再診・処方箋発行について

新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、時限的、特例的な措置として、電話受診による処方箋発行を認めると厚生労働省より通達がありました。そこで当院でも以下の方を対象として、医師が電話での処方が可能と判断した方に対して処方箋発行を行います…

待合室の対策も更に徹底しました

テーブルの椅子を半分にしました 雑誌、本を撤去しました ウォーターサーバーを撤去しました ソファーの間隔を空けました

ベランダへの上がり方です

かぜ症状などある方(もしくはクリニック内に入る事自体がためらわれる方)は、事前に必ず電話にて御連絡ください。そして、なるべくエレベーターを使用せず、ビル裏口の階段から4階のベランダまで上がり、そちらからクリニックに電話するか、ドア先のスタ…

こういう時こそ良好な血糖コントロールを

コロナウイルス感染症の蔓延を防ぐため、政府による自粛要請が出てしばらく経ちますが、特に高齢者において外出の機会が減り身体的な活動量が低下、またストレスによる心身の体調不良も相まって血糖コントロール(血圧の上昇も見られます)が悪化されている…

3密回避のため、ベランダでの待機の御協力を

当院は予約制であり、待ち合い室に多くの患者さんがいる状況は少ないのですが、検査の結果待ち、土曜日の午前中など、どうしても混雑してしまう時間帯が発生します。 現在の新型コロナウイルス感染症の拡大に対する予防策として3密を避けることが重要と言わ…

発熱などの患者様の診療制限のお願い

2月25日(火)から当面の間、当院では以下に該当する方の診療はお断りしています。糖尿病などの通院患者さんが多いクリニックであり、ご理解の程宜しくお願い致します。 1)風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く人2)強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ…

パッチ式インスリンポンプ(メディセーフウィズ)について

インスリンポンプ療法(CSII:Continuous Subcutaneous Insulin Infusin)とは、携帯型インスリンシリンジを使用し、主に1型糖尿病(もしくはインスリン分泌が高度に枯渇したその他の糖尿病)の患者さんが、インスリンを持続的に皮下投与する際に使用され、よ…

フリースタイルリブレが保険適応に

フリースタイルリブレが、4月の診療報酬改定により保険適応になることが決まったようです。 適応は、強化インスリン療法の方。 具体的には、1型、2型糖尿病問わず、インスリンを複数回注射している方(強化インスリン療法)ということになりそうです。よっ…

流行しないインフルエンザ

例年、年末年始からインフルエンザが流行し、医療現場はバタバタするというのが恒例なのですが、今年はどうも様相が違うようです。 そういった記事や統計も出ているとは思いますが、あくまで体感的なものですが、自分が医師として臨床に立ってからは最も少な…