7.5mg以上のマンジャロが出荷調整
今年4月に上市された世界初の週1タイプの持続性GIP/GLP-1受容体作動薬であるマンジャロの7.5mg以上の製品が出荷調整になる旨、担当者から連絡がありました。現在処方している患者さんの製品は納品されますが、新規処方の7.5mg以上の製品は納品できないとのことです。
尚、マンジャロ2.5mg、5mgは制限せずに出荷されるようです。
現在マンジャロ5mg以下を使用中の方は7.5mgへの増量は不可、すでに7.5mg以上を使用中の方は、現在の用量で継続ということになりそうです。
新規でマンジャロを開始希望の方につきましては、5mgまでは可能ということになりそうですが、今後いつ2.5mg、5mgも出荷調整となるかも不透明であり、慎重になった方が無難かもしれません。
こんなことでは患者さんも安心して新薬を使用することが難しくなってしまいますし、医療者側も推奨できなくなってしまいます。自由診療の痩身クリニックでの需要も多いようで、それも欠品の原因なのでしょうか。
トルリシティの欠品に続いてであり、当院でも多くの患者さんがマンジャロを使用中であり申し訳なく思います。早く正常に処方が可能な状況になってほしいと思います。
続報が入り次第患者さんにはお伝えさせて頂きますので、よろしくお願いします。