diabetesian’s blog

糖尿病専門医、草加市、内科

クリニック改装しました

GW期間中、長いお休みを頂きご迷惑をおかけしました。その間に、クリニックの改装を行いました。多少の変化ですが、栄養相談の専用の部屋が出来たり、待ち合いの壁や本棚が奇麗になったり、かなりいい感じになっています。是非、クリニックで実際に確認して…

外来でのインスリン導入のメリット

糖尿病の飲み薬を増やしても(その前に食事や運動療法を見直すことは言うまでもありません)HbA1cの値が高止まりの状態になると合併症進行を防ぐためにもインスリン注射が考慮されます。 そしてかかりつけ医の先生から大きな病院の糖尿病科へ紹介され、2週…

甲状腺が腫れていると言われたら

健診や人間ドックで、甲状腺の腫れを指摘される方がいらっしゃると思います。 その際、どういったことを心配すればいいのかおおまかにお伝えします。 ① まず本当に腫れているのか、腫れているのは甲状腺なのか確かめてみましょう。触診で甲状腺が本当に腫れ…

糖尿病と癌について

糖尿病患者さんの注意する事と言えば、特有の慢性合併症(神経障害、網膜症、腎症など)が頭に浮かびますが、実は癌が増える事が判明しています。 下の図は、糖尿病患者さんの死因の統計ですが、癌(悪性腫瘍)が1位となっています(これは、日本人全体の死…

新年あけましておめでとうございます。

昨年2月にクリニックはスタートしましたが、おかげさまで新年を無事迎える事ができました。 今年も、より一層患者さんの健康に貢献出来るよう、スタッフ一同取り組んで参りますので、宜しくお願い致します。

血糖値が良くならない時に考えるべきこと(再掲)

糖尿病患者さんが良好な血糖コントロールを保つのはそれほど簡単なことではありません。 糖尿病の外来を受診して血糖コントロールが悪化すると、主治医から「食事や運動をもっと気をつけなさい」と言われる患者さんが多いと思います。 もちろん、ストレスで…

11/14は世界糖尿病デー

2006年12月 結核やマラリア、エイズ(HIV)などの感染症以外では初めて、 糖尿病が全世界、人類の脅威であるとの決議を国連が採択。 2007年から11/14を世界糖尿病デーと制定しブルーライトアップが 日本、世界中で行われています。 最新の国民栄養…

糖尿病の「遺産効果」「高血糖の記憶」とは

上の表では、青い線が早期の糖尿病治療を開始した人、紫の線が糖尿病初期には放置していて、後から治療を開始した人に相当します。紫の人も、数年が経過して合併症が出現してくる頃になると、糖尿病治療に取り組むようになり、その後はどちらの人も同じくら…

糖尿病は放置している人が多い

上の表は、平成24年のデータですが、糖尿病が強く疑われる人の治療の状況です。赤の部分の人たちは、全く未治療で糖尿病を放置していると考えられる層で、緑の部分は治療を一度は受けたが現在は中断している人です。 例えば、40代男性では、52.2%の方が全く…

急な体重減少で考えるべき疾患

半年など短い期間で10kg近い体重減少が減った場合、どのようなことが考えられるでしょうか。 もちろん、いま流行りの糖質制限を厳格に行っていればそのくらいの体重減少も不思議ではありません。松村邦洋さんをみても分かります。 こういった痩せようとして…

健診で「血糖値が高め」と言われた場合

健診を受けると「ちょっと糖が高め」「様子をみましょう」と言われる方が多いと思います。いわゆる境界型とかアメリカでは前糖尿病(prediabetes)と言われるような方ですが、実はそのなかにはブドウ糖負荷試験を行うと既に糖尿病になっている方も混じってい…

フリースタイルリブレ(FGM)保険適応

この9月からインスリン患者さんに対して保険適応となりました。ただ、現状の自己血糖測定(SMBG)の補完的役割で、保険点数も現状の枠組みの中でということです。フリースタイルリブレ(FGM)だけで普段の血糖測定を完結できず、従来のSMBGも必ずやってねと…

フリースタイルリブレ活用の実際

先週、実際にフリースタイルリブレを使用されている1型糖尿病の方が受診されましたので、許可を得て画面を撮影させて頂きました。 過去30日間の6時間ごとの血糖値の平均です。 同じく過去7日間のもの。 1日の血糖値の推移がグラフになっています。概ね良好…

甲状腺が腫れていると言われたら

健診や人間ドックで、甲状腺の腫れを指摘される方がいらっしゃると思います。 その際、どういったことを心配すればいいのかおおまかにお伝えします。 ① まず本当に腫れているのか、腫れているのは甲状腺なのか確かめてみましょう。触診で甲状腺が本当に腫れ…

血糖値が悪いのは、患者さんの努力が足りないから?(再掲)

糖尿病患者さんが良好な血糖コントロールを保つのはそれほど簡単なことではありません。 糖尿病の外来を受診して血糖コントロールが悪化すると、主治医から「食事や運動をもっと気をつけなさい」と言われる患者さんが多いと思います。 もちろん、ストレスで…

インスリン治療をやめるには?

最近、2人の患者さんがインスリン注射を離脱し飲み薬になりました。 患者さんにとっては、日々のインスリン注射や自己血糖測定の手間が省けるだけでなく、糖尿病が重症である象徴のように感じている方も多いので、飲み薬になると非常に喜ばれます。 インス…

当院の糖尿病治療の7つの特徴

ホームページに作成しました。よろしければ、ご覧下さい。 http://soka-dm.com/feature.html

若者にも多い甲状腺疾患:バセドウ病について

原因不明の動悸や体調不良、多汗で悩んでいる方はいませんか?最近も2人の患者さんが数ヶ月前からの動悸、体調不良、体重減少(1人の方は1年で10kg痩せていました)で受診され、バセドウ病が発覚し治療を開始しています。バセドウ病は、比較的若い方にも多く…

当院のクリニックロゴマーク

これが現在の当院のロゴマークです。実はこのプリントは、クリニック開業前に業者さんとの打ち合わせ段階で提示されたものの1つです。 その他のプランとしては こんなものや こんなもの こんなものがあります。 個人的には今のクリニックのロゴマークを気に…

<フリースタイルリブレ>導入しました

今までの自己血糖測定では、穿刺時の痛みや1日数回行ったとしてもそのポイントでしか血糖値が分からないという弱点がありました。 今回、アボット社が発売したフリースタイルリブレは、上腕にセンサーをはりつけ(2週間持ち、お風呂にも入れます)、血糖値…

常勤の管理栄養士が入職しました

多種多様な糖尿病薬が上市されている昨今ですが、やはり糖尿病や生活習慣病の治療の根幹は適切な食事療法であることに変わりはありません。好きなだけ食べても血糖値の悪くならない薬が開発されれば、それは画期的なことになるのですが、2017年現時点におい…

獨協大学前〈草加松原〉

こんな感じです。新駅初日は雨でした。

睡眠時無呼吸症候群の検査機器導入しました

糖尿病や高血圧に高率に合併し、それらの悪化原因となっている事の多い睡眠時無呼吸症候群をご存知でしょうか。 新幹線の車掌さんが居眠り運転をしていたとのニュースが社会を賑わかしましたが、その原因がこの病気でした。 当院の患者さんは、高血圧や糖尿…

外来でのインスリン導入のメリット

糖尿病の飲み薬を増やしても(その前に食事や運動療法を見直すことは言うまでもありません)HbA1cの値が高止まりの状態になると合併症進行を防ぐためにもインスリン注射が考慮されます。 そしてかかりつけ医の先生から大きな病院の糖尿病科へ紹介され、2週…

大事なのは、HbA1cや血糖値だけ?

最近、不整脈の患者さんとお会いする事が増え、以前読んだ「不整脈で困ったら」を引っ張りだして読み返してみました。 非常に分かりやすく読みやすい本で、現代の医療に対する警鐘を含んだ本であると改めて感じました。 山下先生のメッセージは、一言で言え…

1型糖尿病の「ハネムーン期」とは?

1型糖尿病では、発症早期にインスリン分泌が枯渇してインスリン依存状態(インスリン注射をしないと生きられない状態)に陥ることが多いです。 ところで、1型糖尿病に「ハネムーン期(ピリオド)」と言われる期間があることをご存知でしょうか。急性に発症…

血糖値が悪いのは、患者さんの努力が足りないから?

糖尿病患者さんが良好な血糖コントロールを保つのはそれほど簡単なことではありません。 糖尿病の外来を受診して血糖コントロールが悪化すると、主治医から「食事や運動をもっと気をつけなさい」と言われる患者さんが多いと思います。 もちろん、ストレスで…

花粉症について真面目に考える

2月以降、すでにスギ花粉によると思われる花粉症の症状を訴えられる患者さんが増えています。花粉症のつらさはなった人間にしか分からないと思うのですが(私も完全な花粉症で薬が欠かせないのでよくわかります)、しっかりとした治療を受けないと仕事もま…

糖尿病の症状「三多一少」

糖尿病になると、どのような症状があるのでしょうか。 初期段階では、ほとんど自覚症状はないと言うのが正しい答えでしょう。自覚症状が出にくいゆえに、気付かずに放置され糖尿病が重症化してしまい、合併症が進行してしまう患者さんが後を絶ちません。自覚…

長引く咳について

一般内科の外来をやっていて非常に多いのが長引く咳の症状です。 ところで「長引く」というのはどのくらいの期間から言うのでしょうか。患者さんの感覚からすると1週間も咳が続けば、苦痛が強く長引いていると感じるのですが、医学的な基準でいうと、なんと8…