diabetesian’s blog

糖尿病専門医、草加市、内科

スマホアプリで血糖トレンドをチェック FreeStykeリブレLink

f:id:diabetesian:20210908070052p:plain



f:id:diabetesian:20210908064551p:plain

FreeStyleリブレLinkは、上腕に貼る事で最長14日間血糖値を測定出来るFreeStyleリブレと連携するスマホアプリです。無料ダウンロード可能です。センサーに服の上からスマートフォンをかざすことで、現在の血糖値や直近8時間の血糖変動を確認出来ます。

 

FreeStyleリブレLinkに保存された血糖値のデータは、クラウドベースの糖尿病管理システムリブレViewに連携可能で、自動的にアップロードされ、患者さんが希望されれば医師側と共有可能です。当院でもアカウントを作成しましたので、当院通院中でご希望の方は、連携可能となりました(詳細はお問い合わせください)。

 

日本では血糖自己測定(SMBG)が広く使われていますが、指先穿刺を伴い、血糖値をピンポイントの点でしか把握することしかできないという課題があります。指先穿刺のため痛みを感じる方も多く、また人目を気にして外出先での測定を負担に感じる方がいます。

 

FreeStyleリブレLinkは、スマートフォンの1秒のスキャンで血糖測定が可能です。これにより血糖測定の頻度が高まり、より質の高い血糖コントロールが可能となります。

 

FreeStyleリブレを保険診療で可能な方

・1型糖尿病の方

・2型糖尿病の一部の方(基本的にインスリンを1日複数回注射している方となります。内服薬のみ、1日1回のインスリン注射の方は保険適応になりません)

 

FreeStyleリブレでの測定が向いている方

・自己血糖測定を行なっており、血糖測定するたびに血糖値が乱高下する方

・その結果HbA1cがなかなか下がらない方

低血糖を頻発している方

・穿刺で痛みが強い方、指に傷を付けたくない方

・職場などで、血糖値を指先で測る事が難しい方

・より質の高い血糖コントロールを目指したい方

 

 

 

 

 

新型コロナ遺伝子検査迅速機器を3台に増台しました

f:id:diabetesian:20210901074224j:plain

 

※はじめに

発熱症状などある方は時間的、空間的隔離をさせて頂きますので、直接来院せず、必ず電話でのお問い合わせをお願いします。

 

新型コロナウイルス感染の収束がいまだ見えない状況で、6月から導入していたID NOWを3台に増台しました。

 

当院には感冒症状で受診される方は少ないですが、かかりつけの患者さん中心に発熱症状などに対して、時間的、空間的隔離を行なって診察することがあります。以前は、唾液でのPCR検査を検査会社に外注していましたが、結果判明が翌日以降になりタイムラグが発生していました。

アボット社のID NOWは、検査時間が13分と短時間で結果が判明します。「等温拡散増幅法(NEAR法)」を用いているためですが、PCR法と陽性一致率93.3%、陰性一致率98.4%とほぼ同等の精度となっています。厚生労働省認証済みです。これにより検査結果が当日にお伝えする事が可能になります。

発熱などの症状のある方は、保険診療が可能です。

無症状の方は自費となります。(自費料金:9500円 診断書、税込)

陰性証明などにもご利用ください。