diabetesian’s blog

糖尿病専門医、草加市、内科

FreeStyleリブレが2型糖尿病患者でも使いやすくなりました

2020年4月の診療報酬改定で、下記の点数が親設されました。 間歇スキャン式持続血糖測定器によるもの 1250点(新設) 対象は、2型糖尿病患者で強化インスリン療法施行中、もしくは強化インスリン療法施行後に混合型インスリン製剤を1日2回以上行っている…

7月21日午後の診察時間変更のお知らせ

7月21日午後の診察開始時間が15時30分から(通常14時30分から)となります。御不便をおかけしますが、宜しくお願い致します。

糖尿病の治療中断に注意

新型コロナウイルス問題をきっかけに糖尿病治療を中断されている方もたくさんいらっしゃると思いますので、糖尿病の治療中断の記事を書きます。 実際、6月になってから2月頃の受診を最後に当院へ転院されてくる患者さんが増えています。 上の表は、平成24年…

「なんとなく体がダルい」原因は

緊急事態宣言が解除された辺りから、「なんとなくダルい」という症状の患者さんが増えてきました。おそらくは、長引く自粛生活によるストレス、運動不足によるものが多いと思われます。ある意味、それぞれの感じ方でもあり、どんな病気でもダルさはでる可能…

草加市特定健診・後期健診始まります。

2020年6月1日から特定健診、後期高齢者健診が始まります。受診を希望される方は、事前に予約をお願い致します。

動脈硬化検査について(頸動脈エコー)

糖尿病、高血圧、脂質異常、尿酸などの生活習慣病は自覚症状には乏しいですが、サイレントキラーとも呼ばれ、放置しておくと動脈硬化が進行し心筋梗塞、脳梗塞など重大な血管病を引き起こします。 動脈硬化を客観的に検査する検査としては頸動脈エコー、CAVI…

混雑状況について

当院は、予約優先性となっており、可能な限り来院前にお電話、もしくはネット予約をお願いしており、来院患者数が時間によって偏らず平準化するように努力しています。 しかし、どうしても患者さんが集中しやすい時間帯がありますので、当日受診される方など…

当院の新型コロナウイルス感染対策についてのまとめ(最新版)

当院で行っている新型コロナウイルス感染対策についてまとめましたので、心配な方は事前に御確認頂ければと思います。今後も、状況に応じて必要な対策を随時行って参ります。これらの対策により当院院内における感染リスクは非常に低いものと考えております…

4月29日(水)〜5月6日(水)休診のお知らせ

4月29日(水)から5月6日(水)までを休診とさせて頂きます。5月7日(木)から通常診療となります。全国において通常のGWとは違う様相となっていますが、皆様におかれましても感染に気をつけ、ストレスを溜め込み過ぎず健康維持にご留意いただきますようお…

電話による再診・処方箋発行について

新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、時限的、特例的な措置として、電話受診による処方箋発行を認めると厚生労働省より通達がありました。そこで当院でも以下の方を対象として、医師が電話での処方が可能と判断した方に対して処方箋発行を行います…

待合室の対策も更に徹底しました

テーブルの椅子を半分にしました 雑誌、本を撤去しました ウォーターサーバーを撤去しました ソファーの間隔を空けました

ベランダへの上がり方です

かぜ症状などある方(もしくはクリニック内に入る事自体がためらわれる方)は、事前に必ず電話にて御連絡ください。そして、なるべくエレベーターを使用せず、ビル裏口の階段から4階のベランダまで上がり、そちらからクリニックに電話するか、ドア先のスタ…

こういう時こそ良好な血糖コントロールを

コロナウイルス感染症の蔓延を防ぐため、政府による自粛要請が出てしばらく経ちますが、特に高齢者において外出の機会が減り身体的な活動量が低下、またストレスによる心身の体調不良も相まって血糖コントロール(血圧の上昇も見られます)が悪化されている…

3密回避のため、ベランダでの待機の御協力を

当院は予約制であり、待ち合い室に多くの患者さんがいる状況は少ないのですが、検査の結果待ち、土曜日の午前中など、どうしても混雑してしまう時間帯が発生します。 現在の新型コロナウイルス感染症の拡大に対する予防策として3密を避けることが重要と言わ…

発熱などの患者様の診療制限のお願い

2月25日(火)から当面の間、当院では以下に該当する方の診療はお断りしています。糖尿病などの通院患者さんが多いクリニックであり、ご理解の程宜しくお願い致します。 1)風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く人2)強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ…

パッチ式インスリンポンプ(メディセーフウィズ)について

インスリンポンプ療法(CSII:Continuous Subcutaneous Insulin Infusin)とは、携帯型インスリンシリンジを使用し、主に1型糖尿病(もしくはインスリン分泌が高度に枯渇したその他の糖尿病)の患者さんが、インスリンを持続的に皮下投与する際に使用され、よ…

フリースタイルリブレが保険適応に

フリースタイルリブレが、4月の診療報酬改定により保険適応になることが決まったようです。 適応は、強化インスリン療法の方。 具体的には、1型、2型糖尿病問わず、インスリンを複数回注射している方(強化インスリン療法)ということになりそうです。よっ…

流行しないインフルエンザ

例年、年末年始からインフルエンザが流行し、医療現場はバタバタするというのが恒例なのですが、今年はどうも様相が違うようです。 そういった記事や統計も出ているとは思いますが、あくまで体感的なものですが、自分が医師として臨床に立ってからは最も少な…

Free Styleリブレproのご紹介(当院で使用しています)

FreeStyle リブレpro (画像はアボット社HP より) 当院では、パーソナルFGMであるFreeStyleリブレを主に1型糖尿病患者に使用して頂いていますが、診療報酬の設定の問題もあり(というよりもリブレに対する診療報酬が定められていません)、限られた方のみ適…

草加八潮災害医療チーム(SYMAT)訓練に参加しました

1ヶ月以上前ですが、草加八潮災害医療チーム(SYMAT)の一員として、防災訓練に参加しました。当院のある松原地区は水害が繰り返された歴史があると聞きます。今年の台風では大きな被害は無かったようですので、治水事業が上手く行っているのだと思いますが、…

日本の1型、2型糖尿病の平均HbA1cとは?

2017年のJDDMの集計によりますと(2017年に多施設共同研究に参加したのは55施設) 糖尿病患者全体の平均HbA1c 7.06 % その内訳は 1型糖尿病 7.82 % 2型糖尿病 7.03% とのことです。

10月からゾルトファイの処方制限解除

インスリンとGLP-1受容体作動薬の配合注射剤であるゾルトファイが2020年10月から処方制限解除となります(日数制限無く普通に処方可能となります)。 ゾルトファイは、持効型インスリンであるインスリンデグルデク(商品名トレシーバ)とGLP−1受容体作…

雇用時健診、定期健診行っています。

当院では、市の特定健診などの他に、自費での雇用時健診、定期健診を行っています。身体測定、視力、聴力検査、心電図、胸部レントゲン写真、採血(外注)検査が可能です。 電話で御予約頂ければ、待ち時間の少ない時間を御案内します。採血検査がない簡易的…

10月22日(火)休診のお知らせ

10月22日(火)は祝日のため休診となります。何卒宜しくお願い致します。

10月12日(土)診察時間短縮のお知らせ

台風19号の影響を考慮し、10月12日土曜日の診察時間を8時30分から10時30分までと短縮させて頂きます。それ以降のお時間でご予約の患者様は、予約日の変更もしくは、それまでのお時間に来院をお願い致します。また、台風の状況によっては、休診とせざるを得な…

クリニック勤務に興味ある医師募集中です

当院では、常勤、非常勤問わず医師を募集しております。詳細は、採用情報を見て頂けますと幸いです。直接応募の先生は、優遇させて頂きます。 下記メールアドレス、もしくはクリニックの電話宛にお気軽に連絡してください。最大限、先生方の状況に合わさせて…

高血圧ガイドラインが5年ぶりに改訂

2014年以来5年ぶりに高血圧ガイドラインが改訂されました。 日本には推計約4300万人の高血圧症の患者がいますが、そのうち治療を受けてコントロールしている患者が1200万人に過ぎない状況だそうです。 今までのように「高血圧症」となったら治療を始めるの…

最善の糖尿病治療は人それぞれ違う

糖尿病治療において、これがベストと言い切れる治療法はなく、それこそ十人十色といったところです。 もちろん、医学的には推奨される治療法というのは存在するのですが、結局のところ絵に描いた餅になって継続出来なければ意味がないということです。 例と…

生活や食事などの相談希望の方

糖尿病は、薬物治療だけでなく、食事を中心に普段の生活面が非常に重要です。また、インスリン注射の打ち方、自己血糖測定器の使い方なども、正確に理解し、確実に実行する事が大事です。 1ヶ月に1回通院するとしても、残りの日々は自分自身で管理する事にな…

ビクトーザの最大容量が倍まで可能に

GLP−1受容体作動薬であるリラグルチド(商品名 ビクトーザ)の投与可能な1日用量は0.9mgでしたが、最近その倍である1.8mgまで可能となりました。GLP-1受容体作動薬には、1日1回タイプのビクトーザ、週1回タイプのトルリシティなどが上市されており、週1回タ…